「針の遊び」?

時刻合わせの直後の始動時に長針(分針が)必ず遅れる!

秒針は動いてるのに長針(分針が)がすぐに動き出さない !

30秒経過しても動き出さない!

故障ではありません。

時計の針は、歯車と歯車がかみ合って作動しています。

かみ合う歯車と歯車の間にまったく隙間が無い状態ですと歯車は回らなくなってしまいます。

その為、歯車と歯車のかみ合う部分には僅かに隙間(約0.数ミリ程度)を開けてスムーズに回転をするようにしています。

その僅かな隙間で、針が動かない現象(遊び)が起きます。

ほとんどの時計は、時刻合わせ直後の始動時に、その隙間が、針の「遊び」となって現れます。

「遊び」の大きさは、時間にして約15秒程度から80秒程度とメーカーやモデルまた、個体差等もあり様々です。

ただ、一旦解消されますと、その後針が動いている間は遊びの現象は起こらないことが多いようです。

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時刻合わせ直後の針の「遊び」の解消方法をご案内申し上げます。

その方法は二つございます。 (通常、殆どの時計がどちらかの方法に該当します。)

1)針を戻す方法: ご希望の時刻より針を5~10分程度 一旦進めた位置から、一気に(途中で止めない)戻して合わせる方法。

2)針を進める方法: ご希望の時刻より30~40秒程度手前から針を一気に進めて(途中で止めない)合わせる方法。

※注:上記二とおりの方法共に、ご希望の時刻に合わせるまでに針を戻したり、進めたりする等、針が小刻みに行ったり来たりしますと針の「遊び」は解消されません。

針を小刻みに行ったり来たりさせないように 30~40秒程度手前からご希望の時刻に一気に進めて(途中で止めないで)ピタリと合わせてください。

行き過ぎてほんの僅かでも針を戻した場合は、 針の「遊び」が起きますので、 30~40秒程度手前からまた再度やり直します。針を戻す場合も同様です。